車のリモコンキーを頭につけると電波が遠くまで届く!?

ブログ

車のある生活を続けていると、様々なクルマまわりの豆知識や小ネタを見聞きすることが増えてきます。そんな中でも特にユニークで誰かに話したくなるリモコンキーの秘密をご紹介します。

イギリスの大学教授が実験で証明!
ある日、買い物先の駐車場で、妻が突然「財布をクルマに忘れちゃった」と叫びました。運転免許すら持っていない妻に愛車のカギを渡したくはないし、かといって一緒に行くのは面倒です。そんなときに試してほしいのが「リモコンキー頭くっつけの術」です。なんと、リモコンキーを頭につけると電波が遠くまで届くのです!これは英国のノッティンガム大学のロジャー・ボウリー教授が実験動画で紹介して話題になりました。

キーを頭にピタッと!
教授の実験によると、クルマから50歩ほど離れた場所で、リモコンの電波が届かないことを確認した後、頭にキーをくっつけてリモコンを操作。すると…なんとクルマは反応!成人の歩幅が約70cmなので、約35mの距離から電波が届いたことになります。さらにそこから20歩、約50mの距離まで離れるとさすがに反応しませんでしたが、頭の上に置いた水の入ったポリタンクにキーをくっつけるとクルマは再び反応!

脳内の水が電波を強くする!?
この現象の仕組みを超簡単に説明すると、我々の脳は大量の水で満たされており、その水がキーから発せられる電波を強化してくれるのです。この現象の仕組みを科学的に説明すると、私たちの体、特に脳は大量の水分で構成されています。具体的には、脳は約75%が水でできており、これが電波の伝達に影響を与えます。

脳がアンテナになるの?
水は電波を反射したり、屈折させたりする特性を持っているため、脳内の水分がアンテナの役割を果たし、電波をより効率的に伝達することができるのです。さらに、人間の体は電解質(塩分やその他のミネラル)を含んでいるため、電波を通しやすくなるのです。これにより、リモコンキーから発せられる電波が頭を通過する際に強化され、遠くまで届くようになります。