糖尿病の合併症として、「網膜症」「腎症」「末梢神経障害」がよく知られている。さらに近年、注目されている合併症が、「糖尿病性認知症」だ。糖尿病性認知症は脳全体が障害される。糖尿病性認知症は、症状の進行が非常にゆっくりであることも特徴です。糖尿病性認知症は糖尿病でなければ発症しない！
糖尿病性認知症は、「コントロール可能な認知症」だ。そこが、悪化を止められないアルツハイマー型と大きく違う。糖尿病性認知症であれば早期の段階で血糖コントロールをしっかり行うと悪化しない。糖尿病性認知症には、アルツハイマー型の薬は効かない。また、糖尿病性認知症はコントロール可能であるとはいえ、進行すると、それが難しくなる。
日本人の糖尿病の割合は多いので、糖尿病性認知症の事は知っておくと良いですね！！
重ねてになりますが、次の説明も読んでください。
糖尿病性認知症は、糖尿病によって生じる認知機能の障害です。糖尿病は、血糖値の異常により脳の構造と機能に影響を与え、これが認知機能低下や認知症のリスクを高める可能性があります。主な特徴には記憶力の低下、判断力や計画能力の低下、注意力や集中力の散漫などがあります。糖尿病性認知症の発症には、長期にわたる高血糖、インスリン抵抗性、血糖値の変動、糖尿病に関連する合併症（例えば、心血管疾患）などが関与していると考えられています。糖尿病の効果的な管理と適切な治療は、認知症のリスクを低減するのに重要です。
糖尿病の新たな合併症「糖尿病性認知症」の症状と治療法
ブログ
