アブストラクトを読めば論文の全体像がつかめる。論文の要約・抜粋、アブストラクトは、論文の内容が展開されていく全てを順を追って説明してくれる要点の流れです。それほどに重要な論文抄録の英訳は、原文の内容をしっかり把握するためにまず日本人翻訳者が英文化して、そしてネイティブ翻訳者がネイティブな表現に修正する作業を含めて最終訳文に仕上げる3段階の翻訳作業が必要です。
少量の翻訳作業ですが、十分な時間をかけることをお勧めします。
論文タイトル作成
論文タイトルの作成は、悩まれる点のひとつです。
日本人翻訳者とネイティブ翻訳者の協働が生かされる最も典型的な翻訳作業と言えるでしょう。この領域でも満足が得られるようお手伝い致します。原稿分量が100文字など少量の翻訳ですが、最低料金料金制により10,000円(税抜)の費用となります。
アブストラクト翻訳費用
●論文抄録英訳費用は、原稿日本語500文字までが税抜10,000円、501文字以上が1文字あたり@20円となります。
●訳文の文字数指定:300ワード以内に収めるなどの分量制限にご対応致します。
具体的には、構文の選び方などにより分量を調整します。原稿が、多すぎるなどの場合は、お客様との協働作業で原稿修正を進めます。
●キーワード:指定訳語がある場合は、その訳語での翻訳作業とします。 また、キーワード 自体の翻訳も当然お請けいたします。
アブストラクト翻訳ご依頼の前にお願いがあります。
[1] ほとんどの投稿論文に単語数制限があるはずです。
「200ワード以内で作成」「フォント10.5Ptの文字、一行40字、ページ40行の書式で、1ページ以内で作成」などの制限があるはずですから、原稿作成段階で出来上がりの英文量を想定した原稿とされてください。
[2] 日本語の文字数は英語の単語数のほぼ2倍になります。
日本語600文字の原稿で、英文300単語のアブストラクトとなります。 勿論、文章内容によって異なりますが、よほど冗長な文章でない限り2倍程度となります。対訳ものを見つけて、実際の比率を計算してみることをお勧めします。 「600字の原稿で200ワード以内にして欲しい」などのご依頼はお断りいたします。
[3] キーワードは、投稿規定で要求されていなくても原稿を用意して翻訳対象とされてください。
専門用語を外すと文章の価値がなくなってしまいます。ほとんどの用語に定訳があるはずですから、翻訳されることをお勧めします。
[4] 英訳文についての質問はお受けできません。どちらが良いかなどの質問への回答は、日本人翻訳者・ネイティブ翻訳者・チェッカー・校閲者の意見を纏める作業となり困難な作業となりますので対応いたしません。修正希望の場合は、具体的に該当する文章を指定して修正を依頼してください。こちらへは、対応いたします。他にも留意点は多くありますが、まずは以上4点はマストですので確実にされてください。