ちょっとマニアックなお祭り『烏相撲』をご紹介。八咫烏(ヤタガラス)にゆかりのある京都の世界文化遺産、上賀茂神社で毎年行われる初秋の風物詩です。
9月9日重陽の節句に合わせた「菊の被綿」の神事で無病息災を祈り、弓矢を手にした二人の刀弥が烏の鳴きまねをするユーモラスな神事、氏子の子供が東西に分かれて相撲をとる「烏相撲」が奉納されます。
カラスは頭も良くプライドも高いとか。日本古来より、知の象徴として尊敬されてきた歴史があるようです。
上賀茂神社では今月もう一つ行事があります。9月24日(月・祝) 中秋の名月に、月を愛でる祭典「賀茂観月祭」。奉納行事の後は、月見団子やにごり酒が無料でふるまわれます。