「原美術館」が2020年末に閉館 建物老朽化、バリアフリー、法規制の問題で

1979年、当時は珍しかった現代美術専門の美術館として開館した「原美術館」。1938年に建てられた実業家原邦造氏の邸宅を活用し、常設のアート作品、企画展、コレクションと日本における現代美術の草分け的存在でした。今では当たり前のカフェも初期から併設。モダニズム建築とアールデコの内装、そして現代アートのコラボはインスタ映えする施設としても人気です。

しかし建物の老朽化やバリアフリー設備の不十分さ、建て替えに伴う法規制上の制約もあり、2020年12月末に閉館が決定。
群馬県渋川市にある別館「ハラ ミュージアム アーク」を「原美術館ARC(アーク)」と改称し、活動拠点を集約することになりました。

階段をのぼった先にあったレイノーの作品など、確かにバリアフリーとは対極ですが、本当に惜しいですね。。。

「原美術館」が2020年末に閉館 建物老朽化とバリアフリー、法規制の問題で

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