20代~50代の男性が近未来に実現して欲しい物について

オールアバウトとインテル社は、20代~50代の映画好きの男性2000人に対して、今後の将来、実現してほしい製品についてアンケートを取ったそうです。この年代の男性なら、誰もが考えるような内容だと思います。私自身も考えた事は多々あります。

その中でベスト3位を紹介しますが、1位は空中走行型の乗り物(自動車・自転車など)だそうです。確かに車を手に入れたら、どこにでも行けるとは言う物の、平日の通勤ラッシュ時や週末などは、どこも混んでいます。都内なんかで言うと、もう自転車で行った方が速いのではないかと思う時もあります。車が空を飛んだ瞬間にもうそれは自動車とは呼べないかもしれませんが、皆が空を飛び始めた瞬間、空の渋滞が起こるかもしれませんね。飛行機の世界においても既に航空無線、GPS、レーダーで飛ぶ高度などを地上からコントロールされ、衝突などが起こらないように制御されています。一般の方でもどのTailナンバーの飛行機がどこを飛んでいるのかをインターネット上で見る事が出来るのですが、それを見た瞬間、「空も渋滞しているのだ。」と認識出来ると思います。ドラエモンのタケコプターのように何のルールもなしに飛べるのであれば、良いのですが、レギュレーションも含めて考えると実現するには、様々な課題をクリアする必要が出て来ると思います。

次に2位は、多言語翻訳機能付きロボットです。象徴的なのが、スターウォーズに出て来る金色の翻訳ロボットです。このロボットはあり得ないくらい優秀なロボットです。C-3POと言う名前が付いていますが、600万を越す宇宙言語や暗号、各種族の儀礼に精通しているとされています。ここまで来ると、人間の脳をフルに活用できたとしても、到底追いつかないくらい優秀な翻訳ロボットです。因みに人間の脳のキャパシティは世界のすべての言語の単語を全て覚えても少しくらい余るくらいの程度だとの事です。世界言語は6500以上とされていますので、600万に対しては、到底及ばないレベルです。今後、人間はロボットに対して、追求する事を決して辞めないと思います。きっと、世界言語を全て完璧に習得するロボットが何百年後かには登場するのかもしれません。ただ、人間が人間よりも遥かに優秀な“人間のような存在”を作ってしまう事自体、どうなのかと疑問に思う所もあります。

第3位は、空中に映像・写真を投影する技術ですが、これは、ホログラムのような形で映像を映し出す技術ですが、既にいくらかは実現していると思います。この技術は、『アイアンマン』や『マイノリティ・リポート』に登場した物です。

人間の科学への追及は物凄い物があると思います。特に映画が人類に与える影響は非常に強く、30年前に出されたバック・トゥ・ザ・フューチャーなどは、どの技術が今、実現出来ているのかを検証されたくらいです。つまり、今後、出される映画の中で登場する技術は十中八九、実現してしまう技術だと考えても良いのではないかと思います。
2位の翻訳ロボットについては、例えどんなに優秀なロボットが出てきても、人間が個々のセンスで翻訳をすると言う行為はずっとなくならないのではないかと思います。