「妄想=空想」と誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、精神症状の妄想は、空想と違い、放っておいて良い問題ではありません。「妄想」と「空想」。この両者が表わす内容はもともとかなり違います。空想の場合、自分も他人も、その思考内容が空想であることをわかっています。しかし、妄想の場合、空想であると認識しているのは他人だけで、当の本人はその思考内容が空想であると全然気付いていないのです妄想症状がある場合には、言葉で説得して対処できる簡単な問題ではありません。できるだけ早く医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう!!