卵の白身が高強度の新素材に 医療、食品…応用に期待

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タンパク質はアミノ酸がつながってできた、高分子と呼ばれる物質の一種です。普通のゆで卵ではひも状の分子同士が不均一に絡まり合っており、力を加えると結合が弱いところに力が集中して壊れてしまう。ところが、界面活性剤を加えることで結合が均一になり、力が特定の場所に集中しなくなって強度が上がるとみられる。
アレルギー反応などの問題のないほかのタンパク質や界面活性剤を用いる必要があるが、この課題をクリアすれば、手術糸や関節軟骨再生の素材などの医療分野への利用がまず期待できるようです。

卵の白身が高強度の新素材に 医療、食品…応用に期待
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