言葉が通じることで広がる新しい世界

翻訳 イーアールエフ翻訳連続テレビ小説『マッサン』で初の海外からのヒロインを演じ、今最も注目を集めるシャーロット・ケイト・フォックスが、主演したブロードウェイミュージカルを観てきた。そこで面白いことを発見した。

シャーロットが、時おり「大丈夫でしょう」「綺麗でしょう」とか「どう?」と日本語を入れるたびに観客の喝采となる。全編英語版のミュージカルだから最初の日本語には気づかない観客が多かったようだが、多くの日本人が「大丈夫でしょう」の一言でシャーロット・ケイト・フォックスが自分たちの側の人間だと感じたようだ。

言葉の違いは、創世記にある主の言葉「彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」で分かるように人々の間に壁を作るためだった。言葉が通じることで、外国人であっても急に近くに感じ始めるのは当然のことなのですね。

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