夢の「リチウム-空気電池」に向けて大きな期待ですね

電気自動車(EV)充電施設数は公共・家庭用の充電スタンドが4万拠点以上、ガソリンスタンドは27,013店舗だそうです。え! ガソリンスタンドより多いの!と驚いたのは私だけではないはずです。そういえば、街の至る所で見るようになった気がします。今度は、「リチウム-空気電池」とのこと。進歩が速いのですね。

リチウム空気電池(またはリチウム-空気電池)は、非常に高いエネルギー密度を持つ次世代の電池技術とされています。この電池は金属リチウムを負極活物質とし、空気中の酸素を正極活物質として利用します。ここでの主なメリットは、空気中の酸素を正極活物質とすることで、理論的には正極の容量が無限となり、大容量を実現することができる点です。

リチウム空気電池は、「究極の二次電池」とも言われ、その理論エネルギー密度は現行のリチウムイオン電池の数倍に達することが可能であり、そのために多くの研究機関や企業がリチウム空気電池の開発に取り組んでいます。リチウム空気電池は一次電池、二次電池、燃料電池の実現が可能であり、これによりさまざまな応用が期待されています。

特に、リチウム空気電池の開発は電動車のバッテリーや携帯電話基地局、IoTデバイスの電源としての利用など、高エネルギー密度と大容量が求められる領域での実用化が進められています。しかし、リチウム空気電池技術はまだいくつかの課題を抱えており、その解決に向けた研究が続けられています。

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