サマータイムは健康に悪い? 欧州委員会は意見公募の結果、84%が廃止を支持と発表

夏に全国一律で時間を早める「サマータイム制度」。それが健康に悪いのでは?というエビデンス。
東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として検討されている最中ですが、余暇拡大への期待もある一方、健康に悪影響の懸念も。
15年以上前からこの問題を検討してきた日本睡眠学会は「欧米に比べ、国民の夜型化が進行している日本では、健康への影響が大きく不利益が大きい」と結論づけています。
制度が定着している欧州でも近年は廃止を求める声が広がっており、EUの執行機関となる欧州委員会は、意見公募の結果、84%がサマータイムの廃止を支持したと発表しました。
サマータイム導入によって心筋梗塞が増加するという研究結果も出ており、実際快適と感じる人もいますが、適応できない体調の人もいるのは事実のようです。

 

コンピューターシステムの面でも実現を疑問視する声があります。サイバーセキュリティーを専門とする上原哲太郎立命館大学教授によると、2020年までの実施は不可能。政府や企業、医療や金融などのインフラ・基幹系から家電や個人のスマートフォンまで、あらゆるシステムは時間が動作の基準で、更新や改修の必要が生じるとのことです。

サマータイムは健康に悪い? 余暇の拡大は「錯覚」
Are daylight saving time transitions associated with changes in myocardial infarction incidence?

 

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